大津市の神社25選+α！【徹底比較】ご利益別パワースポット巡り＆歴史ある古社

建部大社（たけべたいしゃ）

千円札にも描かれた、出世開運の強力パワースポット！

建部大社は、近江国一之宮として全国屈指の格式を誇る古社です。記紀神話の英雄である日本武尊（やまとたけるのみこと）を主祭神とし、景行天皇の時代にその御霊がお祀りされたのが起源とされています。およそ1350年前、天武天皇の時代に現在の瀬田の地へ遷座しました。

神社の名前は、日本武尊を偲んで名代（みょうだい）として「建部」と名付けられたことに由来しています。特筆すべきは、昭和20年に日本で初めての千円紙幣に日本武尊の肖像画と本殿が採用されたこと。これはその歴史的価値の高さを示しています。

源頼朝との縁も深く、平治の乱で敗れて伊豆に流される道中、永暦元年（1159年）に当社に参籠し、前途を祈願したところ、後に源氏再興の宿願を成就させたという逸話が残されています。この故事から、建部大社は出世開運の神様として広く信仰されるようになりました。

★★★★☆

4.0

滋賀県に数ある神社の中でも、特に歴史と由緒を感じさせる場所でした。源頼朝の逸話や千円札のデザインになったエピソードは、訪れる価値をさらに高めてくれますね。格式の高さが伝わってきました。

★★★★★

5.0

開運や縁結び、金運にもご利益があるという情報を聞いて参拝しました。日本武尊ゆかりの地という聖地の雰囲気も感じられ、訪れるだけでパワーをもらえるような気がします。心洗われる体験でした。

日吉大社（ひよしたいしゃ）

「神猿（まさる）」が導く、厄除けと勝負運の総本宮！

日吉大社は、全国に約2000社ある日吉・日枝・山王神社の総本宮として、古くから「山王さん」の愛称で親しまれています。比叡山の麓に広がる約42万平方メートルの広大な境内には、東本宮と西本宮を中心に荘厳な社殿群が広がっています。

特に有名なのが、神様の使いとされる「神猿（まさる）」です。楼門の屋根四隅の猿の彫刻をはじめ、境内には愛らしい猿のモチーフがあちこちに見られます。「魔が去る」「勝る」という縁起の良い意味から、厄除けや勝負運のパワースポットとして広く信仰を集めています。

比叡山延暦寺との深い縁も特徴で、天台宗の護法神として長い間崇敬されてきました。境内には珍しい「多羅葉（タラヨウ）」という木があり、「葉書の木」としても知られています。葉に文字を書いて、不思議な体験も楽しめますよ。

★★★★☆

4.0

パワースポットとして有名な日吉大社に初めて訪れました。境内はとても広くて空気が澄んでいて、歩いているだけで清々しい気持ちになれます。猿のモチーフがあちこちにあって可愛らしく、見つけるのも楽しいです。秋の紅葉も素晴らしいと聞いたので、ぜひまた訪れたいです。

★★★★★

5.0

勝運や厄除けのご利益があると聞いて参拝しました。広大な敷地は見応えがあり、歴史を感じさせる建物も素晴らしいです。「魔が去る」という猿のご利益は、現代社会で頑張る私たちにピッタリだと感じました。

近江神宮（おうみじんぐう）

時の神様と百人一首の聖地！競技かるたの殿堂

近江神宮は、第38代天智天皇をお祀りする神社で、天智天皇の古都・近江大津宮の跡に鎮座しています。昭和15年（1940年）に創建された比較的新しい神社ですが、その社殿は「近江造り」「昭和造り」と呼ばれる近代神社建築の代表として登録文化財にもなっています。

天智天皇が日本で初めて漏刻（水時計）を設置したことから、近江神宮は「時の神様」として親しまれています。境内には時計館宝物館があり、古今東西の様々な時計が展示されており、日時計なども見ることができます。

また、百人一首かるたの聖地としても有名で、毎年1月には高校生の全国大会「かるた甲子園」が開催されます。映画「ちはやふる」の舞台としても知られ、多くの若い世代が訪れる人気のスポットとなっています。

★★★★★

5.0

「ちはやふる」の聖地として訪れました。境内の厳かな雰囲気と近代的な建築の美しさが融合していて、とても感動しました。時計館宝物館も興味深く、時の神様としてのご利益も感じられます。

★★★★☆

4.0

学業成就のご利益を求めて参拝しました。広々とした境内は清々しく、歴史好きにはたまらない場所です。大津京の中心部に位置し、地元の人々に愛されているのがよくわかりました。

石山寺（いしやまでら）

紫式部が源氏物語を構想した、文学と自然美が融合する名刹

石山寺は、聖武天皇の勅願により747年に良弁僧正によって開基された東寺真言宗の大本山です。西国三十三所観音霊場第13番札所として、古くから多くの巡礼者に親しまれてきました。

寺名の由来は、境内にそびえ立つ巨大な硅灰石（けいかいせき）にあります。この天然記念物の巨岩の上に諸堂宇が建てられており、その珍しい景観は石山寺の最大の特徴となっています。

文学との関わりも深く、特に紫式部が『源氏物語』を起筆したとされる地として有名です。本堂には「源氏の間」と呼ばれる部屋があり、十五夜の夜に琵琶湖に映る月を見て物語の着想を得たという逸話が残されています。

春は桜、秋は紅葉の名所としても知られ、特に多宝塔と紅葉の組み合わせは絶景として多くの写真愛好家に愛されています。

★★★★☆

4.0

紫式部ゆかりの地ということで訪れました。境内はとても静かで、独特の巨岩と建物が一体になった景色は迫力があります。源氏の間も興味深かったです。紅梅が咲き始めていて、春の訪れを感じられました。

★★★★★

5.0

西国三十三所の札所であり、観音霊場として長い歴史を持つお寺です。諸堂宇が自然と調和した景観が素晴らしく、特に硅灰石の存在感が圧倒的でした。安産や縁結びなど、ご利益も幅広いのでおすすめです。

三井寺(園城寺)（みいでら・おんじょうじ）

近江八景「三井の晩鐘」で知られる、文化財の宝庫

三井寺（園城寺）は、天台寺門宗の総本山として、1300年以上の歴史を誇る古刹です。正式名称は園城寺ですが、「三井寺」の名前は、境内に湧く霊泉が天智・天武・持統の3代の天皇の産湯として使われたことに由来しています。

寺の創建は672年、壬申の乱で敗れた大友皇子の霊を弔うために建立されたことに始まります。後に智証大師円珍によって天台別院として中興され、発展しました。

近江八景の一つ「三井の晩鐘」でも有名で、境内には国宝の金堂をはじめ、西国三十三所第14番札所の観音堂、釈迦堂など多くの堂舎が建ち並んでいます。国宝・重要文化財は100点以上を数え、その文化財の豊富さは圧巻です。

春には1000本の桜とライトアップ、秋には紅葉が美しく、四季を通じて多くの参拝者が訪れる、風光明媚な場所です。

★★★★★

5.0

広大な敷地を時間をかけて巡りましたが、見どころがたくさんあって全く飽きませんでした。特に御本尊からの眺めは絶景で、感動しました。文化財も多く、歴史好きにはたまらない場所です。

★★★★☆

4.0

天台寺門宗の総本山ということで、歴史の重みを感じるお寺でした。観音堂は西国三十三所の札所でもあり、多くの人が参拝していました。春の桜や秋の紅葉も有名なので、その時期に再訪してみたいです。

長等神社（ながらじんじゃ）

豪華絢爛な朱塗りの楼門が迎える、千三百年の歴史を誇る古社

長等神社は、西暦667年頃の天智天皇の御世、近江大津宮の鎮護として長等山岩座谷の霊地に須佐之男命を祭祀されたことを起源とする、1300年の歴史を持つ神社です。

後に園城寺（三井寺）の守護神として勧請合祀された大山咋大神（日吉大神）など五柱の主祭神を祀る神社として発展し、繁栄と安定を願う多くの皇族の方々や著名な武将に愛されてきました。

大津市指定文化財である豪華な朱塗りの楼門が特に印象的で、全国的にも珍しい五間社流造の本殿、それを取り囲む回廊など、見所の多い神社です。

春にはシダレザクラをはじめとする桜が美しく咲き誇り、秋には華やかな楼門にも素朴な本殿にも調和する見事な紅葉を楽しめます。三井寺からも近く、併せて参拝する人も多い神社です。

★★★★★

5.0

大きな朱色の門がとても印象的で、思わず立ち止まってしまいました。境内は木々に囲まれていて、厳かな雰囲気が漂っています。歴史の深さを感じながら、静かに参拝することができました。

★★★★★

5.0

天智天皇の時代から続くという1300年の歴史に惹かれて訪れました。豪華絢爛な楼門をくぐると、そこにはとても静かで落ち着いた空間が広がっていて、時間を忘れてしまいました。歴史絵巻を体験するような素晴らしい場所です。

佐久奈度神社（さくなどじんじゃ）

大祓詞ゆかりの地！穢れを祓い清める強力なパワースポット

佐久奈度神社は、669年に天智天皇の命により社殿が建てられたのが始まりとされる古社です。以後、唐崎神社と並び、天皇の厄災を祓う「七瀬の祓所」の一つとして重要な役割を果たしてきました。

神道において最高の祝詞とされる「大祓詞」に関係する神々を祀っており、祭神は瀬織津姫命、速秋津姫命、気吹戸主命、速佐須良姫命などです。これらの神々は、穢れを払い清める強力な力を持つとされています。

興味深いことに、忠臣蔵で知られる大石内蔵助の曽祖父、大石良勝が武運長久を祈って奉納した絵馬が現在も残されています。大石家はこの地の出身で、良勝は赤穂浅野家にはじめて仕えた人物として知られています。

実は「大石」という地名は「お伊勢」が訛ったものとされ、この地域ではお伊勢参りをする前に佐久奈度神社でお祓いをするのが慣わしでした。

★★★★★

5.0

穢れを祓い、心身を清めるご利益があると聞き訪れました。大祓詞ゆかりの神様が祀られているということで、境内に入ると心が落ち着くのを感じます。大石内蔵助の絵馬も見ることができ、歴史好きには嬉しい場所でした。

★★★★☆

4.0

「七瀬の祓所」という重要な霊場だけあり、清らかな空気に満ちていました。川の神様である瀬織津姫命の力が、罪穢れを押し流してくれると聞いて、心が洗われた気がします。お伊勢参り前の慣習も興味深いです。

和田神社（わだじんじゃ）

樹齢650年の大銀杏と風鈴祭りが彩る、歴史深き社

和田神社は、斉明天皇、天智天皇、天武天皇のいずれかの御世に創祀されたと伝えられる歴史ある神社です。海津見神（わだつみのかみ）を祀ったことから、明治維新の頃には「和田神社」と呼ばれるようになりました。

境内で最も注目すべきは、樹齢約650年、高さ約25メートルを誇る大銀杏です。大津市天然記念物に指定されており、関ヶ原の戦いに敗れた西軍の将・石田三成が京都に護送される途中、この木に繋がれたという歴史的な逸話が残されています。

和田神社は夏の「風鈴祭り」で特に有名で、7月中旬から8月中旬にかけて境内に約500個もの風鈴が飾られます。土日祝日にはライトアップも行われ、涼やかな音色と幻想的な光景が参拝者を魅了します。風鈴には邪気を払う力があるとされ、暑気払いや疫病退散の願いが込められています。龍神をイメージした青色と琵琶湖を表す水色の風鈴が人気で、「龍神の道」と名付けられた風鈴棚は特に注目されています。

★★★★★

5.0

夏に風鈴祭りがあるという情報を聞いて訪れました。境内にたくさんの風鈴が飾られていて、涼やかな音色が心地よかったです。特に夜のライトアップは幻想的で、とても感動しました。パワースポットとしてもおすすめです。

★★★★☆

4.0

樹齢650年の大銀杏は圧巻で、石田三成ゆかりの逸話も興味深かったです。創建は飛鳥時代にさかのぼる古社で、歴史の重みを感じられます。街中の神社なのに広々としていて、ゆったりと過ごせました。

石坐神社（いわいじんじゃ）

平安・鎌倉時代の神像が残る、由緒ある式内社

石坐神社は、京阪電鉄石山坂本線の錦駅の北、滋賀大学付属小学校の東側に鎮座する古社です。創建年代は不詳ですが、古い歴史を持つ式内社として知られています。

祭神は彦坐王（ひこいますおう）、天智天皇、伊賀采女宅子媛命（いがうねめやかこひめのみこと）とその子大友皇子（弘文天皇）、豊玉比古命、海津見神です。前四柱の神像は平安時代および鎌倉時代の作で、重要文化財に指定されている貴重なものです。

本殿は、大津市を代表する鎌倉時代の神社建築で、文永3年（1266年）に建立されたことが棟札から判明しています。三間社流造で檜皮葺きの古色豊かで優美な姿をしており、滋賀県指定文化財となっています。

古代の文献によれば、もともとは彦坐王だけを祭神とし、江戸時代には八大龍王社と呼ばれて水神として広く信仰を集めていました。壬申の乱以降は、表向きは八大竜王を祀っていましたが、ひそかに天智天皇・大友皇子・伊賀采女宅子を祀ってきた歴史があります。

★★★★☆

4.0

鎌倉時代の本殿が見事でした！古色豊かな佇まいが美しく、歴史を感じさせます。重要文化財に指定されている神像も貴重で、見応えがありました。水難除けのご利益があるとのことなので、琵琶湖の近くに住む者としては心強いです。

★★★★★

5.0

創建年代は不明とのことですが、式内社として古い歴史があることを知り、興味が湧きました。天智天皇や大友皇子といった歴史上の人物とのつながりも深く、知れば知るほど面白い神社です。境内は静かで、ゆっくり参拝できました。

小野道風神社（おののとうふうじんじゃ）

書の神様を祀る、書道上達と芸術的才能開花の聖地

小野道風神社は、平安時代の書家・小野道風（おののとうふう）を祀る、全国でも珍しい書道の神社です。小野道風は平安時代前期の「三蹟」の一人として知られ、和様漢字の祖として中国文化からの独立を示し、国風文化の中核となった書の達人です。

小野道風といえば、「柳に飛びつこうと頑張るカエルを見て、自分の書をやり直すキッカケを得た」という有名な逸話があります。この故事は現在でも多くの人に勇気と希望を与える教訓として親しまれています。

神社の本殿は室町時代に建立されたと伝えられる切妻造平入の建物で、手挟みという部分には素晴らしい唐草彫刻が施されています。小野神社の飛地境内として位置づけられており、書道関係者や学問を志す人々の信仰を集めています。

現在でも書道を学ぶ人々や文字に関わる職業の方々が、技能向上や作品の完成を祈願して参拝される、書道界の聖地となっています。

★★★★★

5.0

書道をやっているので、小野道風神社にはぜひ訪れたいと思っていました。カエルの逸話は有名ですが、実際にその地を訪れると、心が引き締まる思いです。書道上達のご利益を信じて、しっかりお祈りしました。

★★★★☆

4.0

平安時代の書道界の巨匠、小野道風公を祀る珍しい神社です。室町時代の本殿は趣があり、唐草彫刻も見事でした。書道だけでなく、学業成就や芸術的才能の開花にもご利益があるとのことなので、多くの方におすすめしたいです。

膳所神社（ぜぜじんじゃ）

膳所城の面影を残す、湖畔に佇む歴史深い社

奈良時代創祀と伝わる膳所神社は、豊受比売命を祀り、豊臣秀吉や徳川家康など戦国大名からの奉納記録を持つ歴史深い社です。

本殿前に移築された膳所城大手門の薬医門（国重要文化財）は、参道に威厳を与えています。湖畔に面し、東正面には表門越しに琵琶湖が望める配置が特徴的です。

★★★★★

5.0

1300年の歴史を持つという言葉に惹かれて訪れました。膳所城の門が移築されているというだけあって、その荘厳さに圧倒されます。歴史の重みを感じられる素晴らしい場所でした。

★★★★★

5.0

春に訪れたのですが、桜と門越しの琵琶湖の景色が本当に美しく、絶好の撮影スポットでした。駅からも近く、気軽に立ち寄れるのが良いですね。歴史好きにも景色を楽しみたい人にもおすすめです。

唐崎神社（からさきじんじゃ）

近江八景「唐崎の夜雨」の舞台、祓いと勝負運の社

持統天皇創建と伝わる古社で、日吉大社の摂社です。近江八景の一つ「唐崎の夜雨」で名高い景勝地に鎮座しています。境内の霊松は兼六園の松のルーツとされ、平安朝には「七瀬の祓所」として都人の信仰を集めました。

夏の「みたらし祭」では、湯立神楽や湖上での願串焚き上げが行われ、多くの参詣者で賑わいます。

★★★★★

5.0

松尾芭蕉ゆかりの霊松がとても美しく、境内全体が幽玄な雰囲気に包まれていました。琵琶湖畔のロケーションも素晴らしく、神社参拝と一緒に湖畔を散策するのもおすすめです。

★★★★☆

4.0

勝負運のご利益があると聞いて訪れました。湖畔の風情がとても良く、心が洗われるような気分になります。みたらし祭りの手筒花火も見てみたいですね。厄除けや病気平癒のご利益もあるようです。

宇佐八幡宮（うさはちまんぐう）

子育てにご利益！天智天皇ゆかりの聖泉が残る八幡宮

宇佐八幡宮は、治暦元年（1065年）に源頼義が豊前国宇佐神宮を勧請して創建しました。応神天皇を主祭神とし、「むし八幡」と称される子育ての信仰も伝わっています。

本殿は一間社流造、拝殿は入母屋造の堅固な構えです。社域には金殿井という天智天皇病平癒の伝説を持つ聖泉も残されています。

★★★★☆

4.0

子育てのご利益があると聞いて参拝しました。境内はとても静かで、厳かな雰囲気です。天智天皇ゆかりの聖泉「金殿井」も興味深く、歴史を感じられました。

★★★★★

5.0

山道の参道は少し大変でしたが、頂上の拝殿にたどり着くと、神聖な空気に心が洗われるようでした。野生の鹿にも出会い、神様の使いのように感じて感動しました。厄除けにも良いと聞いているので、また訪れたいです。

若宮八幡神社（わかみやはちまんじんじゃ）

白鳳期創祀の古社、膳所城の表門が残る由緒正しき神社

白鳳4年創祀と伝わる古社で、旧東海道沿いに位置しています。膳所城の犬走門を移築した表門（国重要文化財）が見どころです。

天智天皇行幸の際、金鳩が導いた伝承が由来とされ、かつて膳所藩主の庇護を受けた格式を今に伝えています。

★★★★★

5.0

朱塗りの表門がとても荘厳で、まるで時代劇のセットのようでした。静かで落ち着いた境内で、ゆっくりと祈りを捧げることができました。

★★★★☆

4.0

湖国三大祭の一つ「湖東祭」の発祥地という歴史を知り、訪れました。主祭神を祀る境内は静謐で、心穏やかに過ごせます。天智天皇ゆかりの伝承も興味深く、歴史好きにはたまらない場所です。

八所神社（はっしょじんじゃ）

大己貴神など八柱の大神を祀る、縁結びと厄除けの古社

白鳳2年（701年）創祀と伝わり、大己貴神・菊理姫神ほか八柱の大神を合祀する古社です。天智天皇の大津宮遷都に随従した平群飛鳥真人が祖神を勧請しました。

元亀2年の比叡山焼き打ち後、坂本日吉神社の神璽を一時避難した史跡としても知られています。

★★★★☆

4.0

歴史の深さを感じさせる境内で、周囲の山林の風景がとても美しく調和していました。静かに過ごしたい方にはぴったりの場所だと思います。

★★★★★

5.0

菊理姫神の神紋がとても美しく、本殿を彩っていました。比叡山焼き打ちの際の避難の歴史など、知られざる物語に触れられ、大変興味深く参拝できました。

秋葉神社（あきばじんじゃ）

火防・防災の神として庶民信仰を集める静かな社

火防・防災の神として全国に分祀される秋葉大権現を祀る秋葉神社の一社です。境内には石造りの小祠が点在し、古くから火伏せ祈願で庶民に信仰されてきました。

徳川綱吉期以降に信仰が全国に広がり、火防信仰の拠点の一つとして栄えました。

★★★★☆

4.0

火伏せの祈願に訪れました。境内は静かで、心が落ち着く神聖な雰囲気を感じられました。小さな石祠がたくさん並んでいて、地元の人々に大切に守られているのが伝わってきます。

★★★★☆

4.0

災害が多い現代において、火防の神様はとても心強い存在だと感じました。ひっそりと佇む境内に、地域の信仰の深さが表れているようです。これからも大切にしたい神社ですね。

三尾神社（みおじんじゃ）

「うさぎの神社」として愛される、縁結びと学業成就の社

伊弉諾尊を祀り、三つの尾を引く伝説に由来する「うさぎの神社」です。本殿（三間社流造檜皮葺）は1426年建立・2014年に国重要文化財に指定されています。

境内の手水舎や瓦、社紋に至るまでうさぎモチーフが配されており、可愛らしい雰囲気です。縁結び・学業成就の信仰を集めています。

★★★★★

5.0

本殿の細やかな木彫りが素晴らしく、境内のあちこちにいる可愛らしいうさぎの像に癒されました。うさぎ好きにはたまらない神社です。

★★★★☆

4.0

卯年生まれの守護神ということで訪れました。卯の日限定の御朱印もいただけて、良い記念になりました。縁結びや学業成就のご利益もあるので、友人にも紹介したいです。

天孫神社（てんそんじんじゃ）

湖国三大祭「大津祭」の元宮！市中心部の氏神様

奈良時代の延暦年間創建と伝わる四宮神社。湖国三大祭「大津祭」の元宮で、毎年10月には大規模な神輿渡御が繰り広げられます。

安産・七五三・厄除けなどの祈祷も執り行われ、市中心部の氏神様として信仰を集めています。

★★★★★

5.0

大津祭前に訪れた際、神輿の気を感じてとてもワクワクしました。市街地の中心部にありながら、静かで厳かな雰囲気も魅力です。

★★★★☆

4.0

交通安全の祈願に立ち寄りました。駅からも近く、アクセスが良いのが嬉しいですね。市街地の氏神様として、地元の方々に愛されているのがよく伝わってきました。

天満宮（てんまんぐう）

学問の神様・菅原道真公を祀る、学業成就の拠点

学問の神様・菅原道真公を祀る天満宮の一社です。創建は947年とされ、神事には御神輿や露店が繰り出す例大祭が4月中旬に行われます。

梅鉢紋が神紋として境内に配され、地域の学業成就・合格祈願の拠点となっています。

★★★★★

5.0

試験前に参拝しました。お守りをいただき、これで安心だと感じています。学問の神様のお力がいただけたような気がします。

★★★★☆

4.0

地元の子供たちが多く訪れる、温かい雰囲気の神社です。梅鉢紋が境内に飾られていて、学業成就を願う人にとっては大切な場所だと感じました。

大津大神宮（おおつだいじんぐう）

伊勢神宮の御分霊を奉斎する、市民に親しまれる鎮守の杜

明治11年創建の天照皇大神を祀る神社で、伊勢神宮の御分霊を奉斎しています。社殿は市街地にありながら緑豊かで、交通安全・家内安全・商売繁盛などの祈願所として市民に親しまれています。御朱印は隣接の神社庁にて授与されます。

★★★★★

5.0

都会の真ん中にあるのに、とても静かで心が落ち着く空間でした。伊勢神宮の御分霊ということで、よりご利益を感じられそうです。深呼吸すると、とても清々しい気持ちになりました。

★★★★☆

4.0

交通安全の御札をいただきにドライブ前に立ち寄りました。おかげで安心感が得られ、道中も無事に過ごせました。家内安全や商売繁盛にもご利益があるとのことで、またお参りしたいです。

平野神社（ひらのじんじゃ）

滋賀県唯一の「蹴鞠神社」！古式蹴鞠が奉納される由緒ある社

平野神社は、天智天皇が近江大津宮に遷都された際、都の守護神として自ら祀られたと伝わる古社です。創祀は668年（白鳳元年）とされ、主祭神は第16代仁徳天皇（大鷦鷯天皇）と蹴鞠の守護神・猿田彦命です。戦乱で焼失と再興を繰り返しながらも、江戸期には地元武将や町民の篤い崇敬を集めました。

境内には蹴鞠を象った狛犬や石碑が多数残り、毎年8月の「けまり祭」では平安装束で蹴鞠が奉納されます。滋賀県唯一の蹴鞠神社として知られ、社殿建築や石造物から千年以上の信仰の厚さがうかがえます。

★★★★☆

4.0

石場駅からすぐの立地で、アクセスが便利でした。境内の蹴鞠モチーフの狛犬や石碑がユニークで、平安絵巻の世界にタイムスリップしたような気分になります。歴史と伝統を感じられる素晴らしい場所でした。

★★★★★

5.0

「けまり祭」の時期に訪れました。平安装束での蹴鞠奉納は圧巻で、古都のロマンを感じることができました。芸能上達や文化芸術振興にご利益があるとのことなので、また参拝したいです。

御霊神社（ごりょうじんじゃ）

壬申の乱ゆかりの古社、幻想的な千灯祭が魅力

御霊神社は、壬申の乱で自害した大友皇子（弘文天皇）を祀る御霊宮として、675年（白鳳4年）に創祀されました。往時は「大友宮」と称され、大友皇子の霊を慰める霊地として知られました。

徳川期には膳所藩主から神領を賜り、城門の一部が社門に移築されるなど歴史的価値が高い古社です。

境内では毎年旧暦8月24日に「千灯祭」が斎行されます。数千の灯篭に灯がともり、幻想的な光景が繰り広げられます。社殿建築や遺構からは、中世以降にわたる兵火の痕跡がうかがえ、歴史好きの参拝者にも人気です。

★★★★★

5.0

千灯祭の時期に訪れました。数千もの灯篭の灯りがとても幻想的で、息をのむ美しさでした。唐橋前駅から近く、アクセスも便利です。歴史好きにはたまらない場所だと思います。

★★★★☆

4.0

社門の古色豊かな木造建築に圧倒されました。壬申の乱ゆかりの古社ということで、歴史の重みを感じます。鎮霊安穏のご利益があると聞き、心を込めて参拝しました。

幸神神社（さいのかみじんじゃ）

祓戸の神々を祀る清浄の拠点、災難消除のパワースポット

幸神神社は、669年（天智天皇勅願）に創建された日吉大社社外108社の一社です。もとは「奥成社」と称され、榊宮の神木を御像化して祀ったと伝わります。

元亀兵乱（比叡山焼き討ち）で焼失後も氏子らにより再興を繰り返し、小祠ながら祓戸（はらえど）の神々を祀る清浄の拠点として崇敬されてきました。

境内の絵馬や石灯籠には、貴重な江戸期奉納品が残され、御祓神事・大祓詞の神々への信仰が今に伝わります。地元の夏祭りや厄除け祈願で訪れる参拝者も多い、地域密着の古社です。

★★★★★

5.0

小さいながらも神気が溢れていて、祓戸の神様の清らかさを実感できました。心が洗われるような体験で、日常の疲れがとれる気がします。

★★★★☆

4.0

地元の方々が大切に守っている雰囲気が心地よく、何度でも足を運びたくなります。災難消除や家内安全にご利益があるとのことなので、定期的に参拝したいです。

篠津神社（しのづじんじゃ）

旧膳所城大手門が移築された歴史ある社、夏には祇園祭が賑わう

創建時期は不詳ですが、康正2年（1456年）の棟札が残る室町期の古社です。旧膳所城の大手門（高麗門）を1872年に表門として移築しており、豪壮な意匠を今に伝えています。社殿は本多藩主・本多俊次（膳所藩第4代）が万治4年（1661年）に造営したものです。

境内のケヤキ巨木（樹齢約400年）が夏の緑陰をつくり出し、歴史ファンのみならず子連れ参拝者にも親しまれています。7月の祇園祭では神輿渡御が行われ、地域の夏の風物詩としても知られています。

★★★★★

5.0

膳所城の大手門がそのまま移築されているということで、その威容に圧倒されました。周囲の緑と調和していて、とても美しい神社です。歴史好きにはたまらない場所です。

★★★★☆

4.0

中ノ庄駅からすぐの場所でアクセスも便利です。祇園祭の時期に訪れると、神輿の迫力と地元の熱気を肌で感じられます。境内のケヤキも立派で、家族連れでも楽しめると思います。

粟津神社（あわづじんじゃ）

弥生時代からの五穀豊穣信仰！「粟津御供」発祥の古社

粟津神社は、弥生時代（265年）に近江国造・彦坐王が開発の神々を祀ったと伝える古社です。古くは「粟津山王権現」と称し、大国主命を主祭神とします。開発神・田端之介、大津宮に粟飯を献上した功労者・田中恒世を配祀し、田端さんとも呼ばれました。

山王祭（4月3日）には日吉大社に粟飯を献供する「粟津御供」の起源神社です。粟飯を奉献する神事は今も続き、地域の農耕繁栄と五穀豊穣を願う信仰が息づいています。

★★★★☆

4.0

中ノ庄駅からすぐの場所にある、小さな社殿ですが、古代の息吹を感じる神域です。五穀豊穣を願って、心を込めてお参りしました。

★★★★★

5.0

毎年の粟津御供を見学しました。湖上の舟渡御は圧巻で、地域の歴史と信仰の深さを感じられました。商売繁盛や学業成就にもご利益があるとのことなので、また訪れたいです。